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「亡国のイージス」…ようやく読了(^_^;) [本・コミック]

先日、映画「亡国のイージス」の試写会を
観に行った日からまもなく一ヶ月…
原作、ようやく読了です(^_^;)

う~む、映画以上に心に突き刺さる作品でした。
そして想像以上に緻密に構成された作品でした。

ネタバレになるといけないので具体的な事は書きませんが、
上巻の、特に前半部分は、映画には描かれなかった…
いや、描き切る事が出来なかった
主要人物の人となりにが細かく描写されています。
これが頭にしっかり入ってないと
「いそかぜ」事件の進行についていけなくなるため、
度々前のページに戻って内容を確認したりしていたため
いつも以上に時間がかかってしまいました(^_^;)

そして、下巻に入ると、
今度は映画とは微妙に…いや結構?違う展開に戸惑いながらも、
スピード感たっぷりの展開に一気に読み進んでしまいました。
映画で結果が分かっているハズなので、
この違いのおかげでドキドキハラハラ
タップリと楽しむ事ができました(^-^)b

しかも映画では殆ど描かれていない
事件後の関係者を描いた終章は
涙なしには読めないです…(T_T)

映画では某国女工作員・ジョンヒについて、
正直「全く」描けてなかったので、
最初から最後まで「???」で終わってしまったのですが、
原作を読んでようやく納得がいきました(^_^;)

原作を読んでから映画を思い返してみると、
映画を先に観ていて正解だったかな、と思いました(^_^)

「これだけの情報量、2時間や3時間の映画じゃおさまんないヨ…」

もちろん映画自体は非常によい出来で、
興行成績もなかなかよいと聞いていますが、
見終わった直後から細部が描き切れていない
もどかしさをずっと感じていました。

原作を読み終えた今は、そのもどかしさはありません。
時間があったら、改めてもう一度映画を観てこようかな、と(^_^)

それにしても如月行と宮津艦長に
あんなつながりがあったなんて…(T^T)

亡国のイージス 上  講談社文庫 ふ 59-2

亡国のイージス 上 講談社文庫 ふ 59-2

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫

亡国のイージス 下  講談社文庫 ふ 59-3

亡国のイージス 下 講談社文庫 ふ 59-3

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫

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コメント 2

kawa

なんか戦国自衛隊と違って凄そうですなぁ。人物相関が判りずらそうだけど・・・。
今日の9シネマの例とで見てこようっと!
by kawa (2005-08-16 10:31) 

山猫庵

映画版「亡国のイージス」は冒頭から分かりにくい部分が多いです。
後で「あ~、あそこはここにつながるのネ」って分かるんだけど…
ぼ~っとしてると完全に置いてきぼりくらいます(^_^;)
by 山猫庵 (2005-08-16 12:20) 

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