SSブログ

ラプソディー・イン・ブルー…映画「六ヶ所村ラプソディー」 [独り言]

この場合の「ブルー」は「憂鬱」というコトで…

Nikon COOLPIX 5200

4月22日はアースデー。石川県内でもイベントが企画されていますが、
プレイベントとして映画「六ヶ所村ラプソディー」の上映会が行われました。
山猫庵も仕事をやりくりして最終日の上映会(野々市町・常讃寺さん)に行ってきました。

六ヶ所村ラプソディー」は2004年に核燃料再処理工場が完成した青森県六ヶ所村を舞台に作られました。
映画を最初に知った時は「反原発」の映画なのかな、と単純に思っていたのですが、
パンフレット冒頭の「映画のコンセプト」や、JANJANに掲載された監督・鎌仲ひとみさんの文章で分かるように
推進派」「反対派」を同じスタンスで撮影し、日常生活に欠かせないエネルギーについて
これから私たちはどうすべきなのかを問いかける、とても悩み深くなる映画でした。
なお映画の詳しい内容や上映予定についてはオフィシャルサイト公式ブログをご覧下さい。

皆さんご存じの様に、山猫庵の地元の石川県で起こった志賀原発臨界事故隠蔽問題を発端に、
電力各社の不正改ざん問題が相次いで公表され、ついに六ヶ所村核燃料再処理工場でも
核燃料受入・貯蔵設備の耐震「計算ミス」を「3年後」に担当者が「気付いていた」にもかかわらず、
その後11年間「放置」していた事が明らかになったばかりです。

映画に登場された方々は今、どんなキモチで再処理工場の事を考えているんだろう。
そして「核燃料サイクル」という「」の中で再処理工場の恩恵を受けている
ワタシ達はこれからどうすべきなんだろう…考え込まずにはいられない映画でした…


nice!(6)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 3

春分

原発側のなさけなさには泣けるほどです。
技術者として、専門家として、人として、責任を持てることの誇りはどこへ行ったと。
そういいつつも、1人の人は弱いのかなとも。
映画はいつだってちからを集め、世界を変えるちからがありますね。
by 春分 (2007-04-22 06:54) 

まぁ数十年前は「核」エネルギーの利用ってだけで、大騒ぎしていましたからね。やっとイデオロギーを廃した議論が出来る下地が出来たぐらいかな。
by (2007-04-22 08:38) 

gillman

Podcastで予告編を見ました
by gillman (2007-05-01 08:39) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。