OLYMPUS PEN E-P1

やっぱengadgetに載ってたブラックボディって下手なフェイク画像だったかぁ…

マイクロフォーサーズ規格が発表されたのが10ヶ月前の昨年8月。
パートナーのパナソニックからは早々にG1、そしてGH1がリリースされていますが、
ようやくオリンパスからも「オリンパス・ペン E-P1」が発表されました。

発売は来月の7月3日との事なので、
金沢で実機に触れられるのは当分先になりそうですが、
報道写真などを見る限り、レンズ交換式デジタルカメラとしては
かなりコンパクトで質感もそれなりに良さそうな印象です（　＾ω＾）

ただ、気になる点もいくつか。

E-P1は光学ファインダやEVFを搭載していないので、
背面の３型液晶ディスプレイでフレーミングをする事になるけれど、
その大事な液晶が何故今更23万画素なのかなぁ、と(-_-;)
E-P1は金属外装を採用したりと「上質」にこだわったそうですが
ユーザが一番目にして使い勝手や満足度に影響するパーツなのになぁ。
視野角の広い（上下左右176度）ハイパークリスタル液晶なので
オリンパスとしては必要十分な画素と判断しての採用だろうけれど、
ボディ単体で予想価格が９万円前後と比較的高価なモノなんだし、
最低でもG1/GH1並の46万画素程度は頑張って欲しかった…

それからレンズアダプターを使えば現状でも使えるレンズは多いけれど、
オリンパス純正のマイクロフォーサーズ規格準拠のレンズとして
2本でスタートなのはやはり寂しく感じてしまいます。
もっともE-P1にはM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8が
デザイン的にも撮影スタイル的にも一番しっくりきそうなので
案外殆どレンズ交換しないで使うヒトも多かったり…？

むしろ気になったのは今後の「マイクロじゃない」
フォーサーズ用のレンズロードマップが全然更新されないコトか。
シグマもフォーサーズ用新レンズに関して音無だし…

E-P1の発表会では「フォーサーズ機の要素開発も継続してやっているが、
今はマイクロフォーサーズを極めたい」との発言があったようですが、
フォーサーズユーザとしてはオリンパスがこのまま「マイクロ」だけに注力して、
いずれフォーサーズはフェードアウト…ってなるのが非常に不安。

E-P1自体はオリンパスのマイクロフォーサーズ初号機として
おそらく魅力的な商品である事は間違いないし、
カメラ市場の間口を広げるため是非ヒットしてもらいたいと思うけれど、
ぜひ既存のフォーサーズユーザを安心させてくれるような
強いコミットメントもどうぞよろしくお願いいたします＞オリンパスさまm(_ _;)m

タグ：E-P1 オリンパス マイクロフォーサーズ